誰かが見ている?
だって売ったら上がるし、買ったら下がる。
どこかの大口(機関投資家)がPCを覗き見して初心者トレーダー(私)が売ったら上げて買ったら下げているに違いない。
これ、FXでトレードしたことのある人なら必ず思ったことがあることだと思います。
1度もそんなことを思ったことがないトレーダーなんているわけがないってくらい
「FXあるある」のこの現象。
これ、ずっとわからなかったんです。
でもようやくわかりました。これは私が「反転ポイント」を理解できていなかったから。だったんです。
この記事では反転ポイントについて私なりの考察を書いています。
図解もあるのできっとFX始めたばかりの人にも読みやすくなっているはず。
私はプロトレーダーではないですが、こんなふうに「まとめること」が好きで結構得意なので
読んでいってくれたら嬉しいです🎵
なんで逆に行っちゃうの??
冒頭で書いたように「やってもやっても逆に行く現象」に悩まされている人。
はい。それ、私です。
上か下かの確率50%なのに、なぜか自分の思う方向の逆にいってしまったり、逆には一気に駆け抜けるのに順行する時は牛歩の歩みが如くノロノロ。
勉強もしてる。本も読んでるし、動画も見ている。でも勝てない。ナンデヤネン。
FX始めて1年。
なかなか勝てないけど、言葉の意味やファンダメンタルズ、各国中央銀行の総裁の名前も言えるようになりFX界隈の言語の意味がようやくわかってきたけれど、知識を得ることを先走って基礎中の基礎が疎かになっていることに気がつきました。
その一つが私にとって「反転ポイント」だったんです。
でも私と同じように、ここを疎かにして
チャートパターン、オシレーター、有料の手法などを使っている人は多いはず。
だからなのかどうなのか「絶対誰かが見ているに違いない」ってくらい「逆行」しますよね。
そんな逆行現象を少なくするためにはこの「反転ポイント」をしっかり理解することが重要なので是非理解して勝ちトレーダー目指していきましょう!
反転ポイントについて
現在(2023年11月)私が把握している「反転ポイント」についてのまとめをこれから記載していきます。
エントリー方法も割と細かく書いてありますのでよかったら参考にしてください。
タイムマシンに乗ってこの記事を1年前の私に読ませたい…(熱望)
まだFXに慣れていないトレーダーさんたちのお役に立てれば幸いです🎵
前提
トレードスタイルは「デイトレード(デイスキャ)」
1時間足で環境認識をして、1時間と5分にラインを引く。執行足は1分。
検証上の設定:狙うpipsは10〜40pips程、平均決済時間は1時間〜3時間(時間は通貨ペアによって異なります。2023年秋の検証結果では、ポンドのペアが短時間のイメージ、ドル円は時間かかる印象です)
環境認識とは、今見ている通貨ペアの流れ(波)が上下横どちらの方向に向いているのかを確認することで、
執行足とはエントリーをするときに見るチャート。ここでは1分のチャートで狙いを定めてエントリーをしていきます。
反転ポイントの定義
1つの波(A)に対して少し(半値ほど)戻した後(B)また同方向に進む時のCのポイントを「反転ポイント」とする。
この図解の反転ポイントは過去に意識されていて2点反応している高値から引いたラインにあたりに来た場所。
反転ポイントに活用できるライン
ごく一般的なラインです。
- 気になる水平線(ローリバしている、2点反応している など)
- pivot(年、月、週、日)
- 200MA(各時間足)
- トレンドライン(3点反応しているものが良い)
トレード方法
ざっくりチャートを使って解説します。
①反転ポイントに活用できるラインにアラートをかけておく
②アラートが鳴ったらチャートを確認してエントリーができるかを見る
↓のようにトレンドラインを引いてブレイクエントリーと反転ポイントの2つの根拠を使ってもいいかも。
③1分足に落とす(チャートを1分にチェンジする)
反転すると思われる意識されている高値に引いたライン(横の青いライン)にローソク足が超えてくるのを待ちます。
④根拠確認したらエントリーする
1分足でラインを超えてきたら(あ)
今回は「気になる安値」に近づいたら上昇をやめて反転するところを狙うエントリーなので、その前の安値(ア)まで落ちてくるのを待ちます
アまで落ちずに再度ラインを更新していったらまたその時の安値(イ)で待ち構えます。
イを実体で超えてきた次の足でエントリーをします。
この例ではトレンドラインも使っているのでちょうどブレイクエントリーも同じ位置になります。
⑤結果
利確するポイントは
・欲しいpips
・RR(リスクリワード)
・反転ポイントのように気になる高値・安値
利確位置はトレーダーさんによってまちまちだと思います。
一番多いのがRR1:1や1:2で設定するパターンかと思います。
【利確にかかる時間】
1:1(9pips)→1時間半
1:2(18pips)→3時間半
1:4.5(40pips)→4時間
50pips→7時間
70pips→17時間
この例はオージードルの2023年10月18日15:43のエントリーになります。この記事作るために探したのでリアルではエントリーしていません。
なぜ反転をするのか
そもそもレートはジグザグに動きながら上昇・下降を続けている。
そのジグザグの高値と安値はどうやって決定しているのか。その場所こそが「反転ポイント」
どんなトレーダーも自動売買も何かしらの根拠でトレードが行われていることが多く、その何かしらの根拠の一つにこの「反転ポイント」がある。
この反転ポイントを使ったエントリーは「押し目買い、戻り売り」と呼ばれるエントリー方法で
初心者が初っ端に覚えるべきエントリー方法のようです。
ですが、私は1年たってようやく意味を知りこの方法でエントリーができるようになりました。
正直、
この言葉の意味が全くわかりませんでした。
日本語としてはわかるのですが、FX語が理解不能だったわけです。
1年経ってようやくFX語を理解できるようになりました。
この手の言葉はググっても「知りたい意味」は出てこないので勉強するしかないなとつくづく感じます。
例外
テクニカルが全く機能しない例外として実需のオーダーや重要指標による乱高下があります。
指標は時間が決まっているのでその時間エントリーしなければいいのですが、実需は正直わかりません。
輸出入のために巨額のドルが売られたり買われたりすることでレートが跳ねることもある。
ただしそれはテクニカルでは全く予測不可能なモノなのでこれで負けたら諦めなくちゃいけないです。ただ、実需は月末(特に3の倍数月)に多くあると言われているので、3,6,9,12月は特に気をつけたいですね・
(実需:輸出入をする企業が売買に必要なドルに他通貨から両替するためにオーダーを出すこと)
天然ガスを買うために円をドルに両替したり
企業が海外で得た利益を円に両替したりするのが
実需(じつじゅ)
反転ポイントで負ける理由
買ったら下がり、売ったら上がる時の理由は、反転ポイントなのに逆のエントリーをしてしまうから。
チャートを見ているだけ。オシレーターを見ているだけ。
そんなエントリーだとソコが反転ポイントだなんて気が付かないから逆のエントリーをしてしまう。
完全に以前の私だ
↑こんな感じで、チャートの全体像が見れてないと「安値切り下げの下降トレンド」に見える左のような場所も
全体を見ると押し目買いポイントでしかなかったりします。
たくさんお金が溶けたよ…
こんなふうに大きく全体を見て、ローリバしていたり、2点以上反応していたり(この画像はローリバじゃなくて2点以上反応している図解でした)
大きくチャートを見るようにしていきましょう!
結局、反転ポイントって何?
最初にチャトパやオシレーターを勉強して
うまく行ってたからそれでいいと思ってた
全てのトレードにおいて基本反転する場面があり、その場面でチャートパターンやオシレーターなどの「根拠」をプラスしてエントリーをする。
ダブルトップ、とか三尊とか有名なチャートパターンを勉強して
ダブルが出たからネック割れでエントリーだー!とか
MACDがデットクロスした、ストキャスティクスがRCIが…
それだけだと根拠不足で、この「反転ポイント」を追加しないとうまく行くわけなかった(でも2分の1の確率なのでたまにはうまく行く)
FXを始めて1年経って1年前の自分に教えたいことの1つがこの反転ポイントです。
すごく重要だよ。
これが理解できてないと、せっかくのチャートパターンもオシレーターも魅力半減なんだよ。
って。
今それがわかって1年無駄にしたところもあるけれど、でもこの1年頑張ったおかげで言葉の意味もわかるようになったし(FX語は難しい)JFX主催のクロユキさんのセミナーに参加したり、オフ会行ったり、勉強会に参加したりと
トレードする準備段階を学ぶのに必要な期間だったのかなとも思います。
私の勉強してトレードしていた軌跡は
ゴールデンクロス・デットクロス→ダウ理論→オシレーターを使ったエントリー→MA拡大、ミドルtoミドル→トレンドラインブレイク、カウンタートレンドライン→ファンダメンタルズ→メンタル強化→反転ポイント
こんな感じです。
今、FXを始めたばかりですという人には
ダウ理論→反転ポイント(押し目買い・戻り売り)→ダブルトップ→カウンタートレンドライン→ファンダメンタルズ→メンタル強化
こんな感じに勉強することをお勧めします。
この流れをモノにできれば2~3個の手法(エントリーポイント)が機能してすんなり勝ちトレーダーになれるんじゃないかな?
その後いろいろなチャートパターンを習得して、オシレーターも使えるようにして武器を増やしていけば、それこそすごいトレーダーになれると思います。
【反転ポイント】まとめ
買ったら下がり、売ったら上がるという、誰かが見ていて逆に操作していると思ってしまう謎の現象(の割にほとんどのトレーダーが経験している)の原因は「反転ポイント」を確認していないから。
反転ポイントを見つけるにはチャートをある程度の期間見えるようにして
・ローリバしているところ
・過去に効いたpivot
に、あたりにきたら反転することを疑ってエントリーを考えないといけない。
そしてこの反転ポイントにチャートパターンやオシレーターの根拠をプラスしてエントリーすることで負けを少なくすることができます。
上か下か確率は50%。この50%を60%70%にするトレードを重ねていって勝ちトレーダーになっていきましょう!
【参考サイト・動画】
pivotインジケーター(banyenさんのブログ)※トレーディングビュー専用。名前:Super pivots
水平線完全攻略(クロユキさんの動画)
絶対に覚えて!極上エントリー原石を見逃すな(クロユキさんの動画)
この2本の動画は「反転ポイント」の意味が理解できて自分で引いて実践できるようになるまで何度も何度も視聴してください。
私も何度も何度も見てノートにまとめて、検証してました。
クロユキさんはこのほかにも「初心者向け」に体系立てた動画を出してくれていますのでぜひ全て見ることをお勧めします。(たくさんあるので見れなくても、特に2023年9月から再編集されている動画は必聴です)
※クロユキさんは有料サロンやコンサルなどやっていませんので安心して見れますよ🎵
ここまでお読みいただきありがとうございました。